米国による一般特恵関税制度(GSP)の付与更新期待

米国は日本に次ぐ第2位の輸出先、昨年の輸出額97億ドル

2021/02/09

 貿易産業省(DTI)のラモン・ロペス大臣は、先週末、「2020年末に期限が切れた後に米国による一般特恵関税制度(GSP)付与更新を望んでいる」とコメントした。  下表のように、2020年の米国への輸出額は前年比16.1%減少したが、97億0,728万米ドル(速報値、以下同様)で、全輸出額に占めるシェアは15.2%であった。首位の日本の98億9,722万米ドル、シェア15.5%に次ぐ第2位とな...

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