住友鉱出資のニッケル アジア、20年は52%増益

総収入21%増加、出荷価格35%上昇が寄与

2021/03/12

  フィリピンの有力ニッケル鉱山会社であるニッケル アジア コーポレーション社(NAC、ナック社)は3月11日、2020年通年(1~12月)の決算を発表した。  2020年の鉱石出荷量は前年比(以下同様)3%減の1,820万トン(WMT、ウェットメトリックトン)にとどまったが、1トン当たりの平均価格が35%増の22.46米ドルと上昇し、出荷量の減少とペソ高を相殺した。その結果、総収入は21%増の21...

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