フィリピンで新たなコロナ変異種、日本で海外第1号
比からの訪日者の感染確認、現時点で無症状
2021/03/13
日本の厚生労働省は、3月12日、フィリピンから空港に到着した乗客で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者について、国立感染症研究所で検査したところ、英国、南アフリカ及びブラジルにおいて報告された新型コロナウイルス感染症(変異株)と共通の変異を認める変異株が1例確認された」と発表した。
この乗客は60代の男性で、2月25日、成田国際空港に到着、無症状ではあるが陽性と判明した。
国立感染症研究所によると、フィリピン国内では、上記の乗客と同様な新たな変異種症例が報告されている(3月13日時点で98例)。最近のフィリピンにおける新型コロナウイルス新規感染者の増加との関連が実証されたわけではない。そしてWHO暫定定義におけるVOC(懸念される変異株)にはあてはまらないものの、フィリピン国内でこの変異種が検出され始めており、一定程度蔓延している可能性を踏まえ感染拡大の程度を注視する必要があるとのことである。
今後、フィリピンにおける感染拡大の状況を踏まえ、水際対策の強化を早急に検討するべきとのことであるが、変異株であっても、個人の基本的な感染予防策は、従来と同様に、3密の回避、マスクの着用、手洗いなどが推奨される。
この乗客は60代の男性で、2月25日、成田国際空港に到着、無症状ではあるが陽性と判明した。
国立感染症研究所によると、フィリピン国内では、上記の乗客と同様な新たな変異種症例が報告されている(3月13日時点で98例)。最近のフィリピンにおける新型コロナウイルス新規感染者の増加との関連が実証されたわけではない。そしてWHO暫定定義におけるVOC(懸念される変異株)にはあてはまらないものの、フィリピン国内でこの変異種が検出され始めており、一定程度蔓延している可能性を踏まえ感染拡大の程度を注視する必要があるとのことである。
今後、フィリピンにおける感染拡大の状況を踏まえ、水際対策の強化を早急に検討するべきとのことであるが、変異株であっても、個人の基本的な感染予防策は、従来と同様に、3密の回避、マスクの着用、手洗いなどが推奨される。