エプソン、比工場の100%再可能エネ化実現
メガソーラー発電設備を屋根部分に設置
2021/03/17
セイコーエプソン(エプソン、本社:長野県諏訪市)は、3月16日、「全世界のエプソングループ拠点において使用する電力を、2023年には100%再生可能エネルギーとすることを決定した」と発表した。
その発表によると、環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まる中、エプソンは、環境経営における長期指針「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け事業活動を展開している。パリ協定が定めた脱炭素の目標達成に向けた、エプソンの2025年のSBT達成シナリオの中でも、再生可能エネルギーの活用を重要なテーマとして位置づけ、エプソンとしての中長期での利用拡大を計画、実施してきた。
気候変動対策を企業リスクの一つとして捉え、グローバルにビジネスを展開する中でより大きな役割を果たすため、環境の先進企業として達成時期を大きく前倒しした今回の方針策定に至った。2023年の全拠点の再生可能エネルギーへの切り替えにより、現在年間およそ36万トンある電力起因のCO2がゼロになる見込みである。
既に、英国・米国ポートランドの生産拠点、全ての欧州販売本社拠点、本社やプリンターの開発拠点を含む日本国内3拠点で100%再生可能エネルギー化が達成されている。そして、2021年1月には、フィリピンの生産拠点でも100%再生可能エネルギー化が達成された。
なお、フィリピンの生産拠点は、1994年設立の100%製造子会社エプソン プレシジョン フィリピン社(EPPI、所在地:バタンガス州リマ テクノロジーセンター)である。EPPIは、2017年7月、最新鋭かつ最高効率の新工場(投資額1億4,300万米ドル超)を竣工した。この工場の最大の特長は、約3,000kWの最大出力を持つメガソーラー発電設備を建物の屋根部分に設置、環境に配慮した工場となっている点である。新工場は鉄骨2階建て、建築面積は約5万3千平米、延床面積は約10万8千平米となっている。
なお、EPPIの工場全体の敷地は約23万平米、建物面積は約19万3千平米(上記の新工場含む)、従業員数約1万2,500人、主な生産品目はインクジェットプリンター、プロジェクターである。
その発表によると、環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まる中、エプソンは、環境経営における長期指針「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け事業活動を展開している。パリ協定が定めた脱炭素の目標達成に向けた、エプソンの2025年のSBT達成シナリオの中でも、再生可能エネルギーの活用を重要なテーマとして位置づけ、エプソンとしての中長期での利用拡大を計画、実施してきた。
気候変動対策を企業リスクの一つとして捉え、グローバルにビジネスを展開する中でより大きな役割を果たすため、環境の先進企業として達成時期を大きく前倒しした今回の方針策定に至った。2023年の全拠点の再生可能エネルギーへの切り替えにより、現在年間およそ36万トンある電力起因のCO2がゼロになる見込みである。
既に、英国・米国ポートランドの生産拠点、全ての欧州販売本社拠点、本社やプリンターの開発拠点を含む日本国内3拠点で100%再生可能エネルギー化が達成されている。そして、2021年1月には、フィリピンの生産拠点でも100%再生可能エネルギー化が達成された。
なお、フィリピンの生産拠点は、1994年設立の100%製造子会社エプソン プレシジョン フィリピン社(EPPI、所在地:バタンガス州リマ テクノロジーセンター)である。EPPIは、2017年7月、最新鋭かつ最高効率の新工場(投資額1億4,300万米ドル超)を竣工した。この工場の最大の特長は、約3,000kWの最大出力を持つメガソーラー発電設備を建物の屋根部分に設置、環境に配慮した工場となっている点である。新工場は鉄骨2階建て、建築面積は約5万3千平米、延床面積は約10万8千平米となっている。
なお、EPPIの工場全体の敷地は約23万平米、建物面積は約19万3千平米(上記の新工場含む)、従業員数約1万2,500人、主な生産品目はインクジェットプリンター、プロジェクターである。