比国軍本部(キャンプアギナルド)封鎖

自身の新型コロナ急増対策、21日午前8時から

2021/03/22

  3月21日付けフィリピン政府通信社オンラインニュースによると、フィリピン国軍(AFP)の報道官でもあるエドガード・アレバロ少将は、3月21日、「マニラ首都圏ケソン市のキャンプ・アギナルドが、21日午前8時からロックダウン(封鎖)された」と発表した。
 
 この封鎖措置は、キャンプアギナルドで急増する新型コロナウイルス感染を抑制するためのものであるが、キャンプアギナルドでの感染者数や封鎖期限などは発表されていない。約170ヘクタールのキャンプアギナルドには、総司令部などフリピン国軍(AFP)の中枢施設が立地している。

 フィリピンの新型コロナ対策で重要な役割を担っているAFPの総司令部が自身の感染拡大でロックダウンは、現在のフィリピンの新型コロナ感染の深刻さを象徴しているといえよう。