テルモ、ワクチン効率投与注射器の生産開始
筒先に薬液が残るデッドボリューム減少
2021/04/06
テルモ(本社:東京都渋谷区)は、「筒先に薬液が残るデッドボリュームを少なくした薬剤投与用注射器『FNシリンジ』の製造を、甲府工場で3月31日に開始した」と発表した。デッドボリュームとは注射器の内筒が完全に挿入されている状態で、内筒先端部のガスケット(黒いゴム状の物)と筒先の隙間に残留する液量のことである。 テルモの発表によると、『FNシリンジ』は3月5日に厚生労働省より製造販売承認を取得し...
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