商業銀行、4月末の不良債権比率3.86%に悪化

2008年10月末以来、12年半ぶりの最悪水準

2021/06/07

 フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2021年4月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高(9兆7,158億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は3.86%と前月末(3.73%)及び前年同月末(1.91%)から悪化。  これは、2008年10月末(3.96%)以来の最悪水準であり、2020年10月末から7カ月連続で3%台となった...

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