資金洗浄監視国対象からの解除、2年以内との期待

2021/06/29

  フィリピン中央銀行(BSP)のベンジャミン・ディオクノ総裁は、金融活動作業部会(FATF=本部パリ)による資金洗浄監視対象国指定の解除は2年以内に実現するとの期待を表明した。フィリピンは、資金洗浄やテロ資金防止のための厳格な法律を実施しつつあり、その様な努力や実績が評価されると見ている。  既報のとおり、国際的な資金洗浄を防止するためのFATFは、6月25日、「FATF総会において、強化モニ...

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