マニラ近郊のタール火山、大規模噴火の可能性

7月4日の二酸化硫黄(SO2)放出量、過去最高に

2021/07/05

  フィリピン科学技術省(DOST)付属フィリピン火山地震学研究所(PHIVOLCS)は、7月4日16時15分発出の火山アドバイザリーにおいて、ルソン島南部バタンガス州にあるタール火山(マニラ南方約60キロメートル)で噴火がすぐにでも発生する可能性があると警告した。  PHIVOLCSは、7月4日のタール火山からの二酸化硫黄(SO2)平均放出量が2万2,628トンと過去最高であること、強くて非常...

有料会員になって続きを読む