上半期の国際収支、19億ドルの赤字に転落

前年同期の41億ドルの黒字から急悪化

2021/07/28

  フィリピン中央銀行(BSP)は、毎月、純外貨準備高(NIR)の変動から算出した国際総合収支(BOP)を発表している。    それによると、2021年6月の月間国際総合収支(BOP)は3億1,200万米ドルの赤字となり、前年同月の8,000万米ドルの黒字から赤字に転落した。6月の赤字は、主に、政府の海外債務満期支払いや様々な支出による外貨引き出し、BSPの為替差損等に起因している。しかし、BSP...

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