デルタ株感染、過去1週間で516人、累計で1,789人

29日の保健省発表、β株2,699人、α株2,395人

2021/08/29

 フィリピン保健省(DOH)、フィリピン大学ゲノムセンター(UP-PG)、フィリピン大学-国立衛生研究所(UP-NIH)は、8月29日、「世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス・デルタ株(旧呼称:インド株)感染確認は過去1週間で516例、累計で1,789例に達した」と発表した。

 過去1週間のデルタ株感染確認516例のうち、473例は国内(マニラ首都圏114例、カラバルソン79例、中部ルソン64例、北部ミンダナオ48、イロコス34例、カガヤンバレー32例、ダバオ22例、中部ビサヤ23例、ミマロパ20例、ビコール16例、西部ビサヤ13例など)、31例は帰国OFW(海外就労者)による海外からの持ち込み、12例は感染経路を確認中。505人が回復、5人が死亡とのことである。

 なお、デルタ株以外の変異種確認累計数は、アルファ株(旧呼称:英国株)2,395例(過去1週間で73例)、ベータ株(旧呼称:南アフリカ株)2,699例(過去1週間で81例)などである。