中央銀行、8月のインフレ率を4.1~4.9%と予測

8カ月連続4%台か、電気料金や食品値上がり響く

2021/09/01

 フィリピン統計庁(PSA)による8月の消費者物価指数(CPI)統計発表(9月7日予定)に先立ち、フィリピン中央銀行(BSP)経済調査部は8月31日、8月の総合インフレ率(2012年基準)が4.1%~4.9%の範囲内に収まると予測している。  ドル高・ペソ安に加えて、液化石油ガス(LPG)、メラルコ(マニラ電力)の電気料金、主要食品の価格上昇が、8月の物価上昇圧力の主な原因となっている。しかし...

有料会員になって続きを読む