商業銀行の不良債権比率、7月末4.07%に悪化
前年同月末2.25%から急悪化、13年ぶり高水準
2021/09/12
フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2021年7月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高(9兆8,755億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は4.07%と3カ月連続で4%台となった。2008年5月末の4.17%以来約13年ぶりの高水準、前年同月末の2.25%からは1.82%ポイント悪化した。 不良債権(NPL)貸倒引当率は...
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