銀行不良債権比率13年ぶり高水準、7月末4.51%

前年同月末2.7%から急悪化、引当率82.44%

2021/09/12

 フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2021年7月末のフィリピン銀行業界の総融資残高(10兆8,046億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は4.51%と前月末の4.48%から悪化した。2008年9月末の4.52%以来、約13年ぶりの高水準となった。6カ月連続での4%台であり、前年同月末の2.70%から1.81%ポイント悪化した。不良債権(NPL)貸...

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