6月末の対外債務、15.7%増の1,012億ドルに

09年以来最多、対GDP比26.5%、円建て比率11.5%

2021/09/20

 フィリピン中央銀行(BSP)によると、2021年6月末のフィリピンの対外債務残高は前年同月末比15.7%増の1,012億米ドルに拡大し、2009年以降で最も高かった。2021年3月末(970億米ドル)からは41億米ドル、率にして4.3%増加した。政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック関連費用が継続的に増加したことによる。また、対米ドルペソ安の影響もあった。  2021...

有料会員になって続きを読む