フィリピン航空の再生手続き前進

約5億ドルのDIP融資受け入れ承認

2021/10/03

  経営不振に陥ったフィリピン航空が、9月3日(米国時間)、ニューヨーク南部地区において、米国破産法11条(チャプター11、日本の民事再生法に相当)を申請した。その再生計画が前進し始めた。  米連邦破産法11条においては、申請後に裁判所の命令で債権の取り立てが停止され、裁判所によって承認された再建計画のもとで経営再建が図られる。清算型とは異なり事業を継続しながらの再建スキームであり、債権者の合意...

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