タール火山の二酸化硫黄放出量急増、過去最高に

5日に2万5,456トン、過去1週間平均8,854トン

2021/10/06

  フィリピン科学技術省(DOST)付属フィリピン火山地震学研究所(PHIVOLCS)は、「10月5日、ルソン島南部バタンガス州にあるタール火山(マニラ南方約60キロメートル)からの二酸化硫黄(SO2)放出量が急増、過去最高の2万5,456トンに達した」と発表した。  PHIVOLCS発表によると、過去1週間の1日平均高出量は8,854トンであった。現在のタール火山警報レベルは下から2番目に軽い...

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