比で日本のワクチン接種急進展ぶり報道

比政府通信社がNHKニュース引用で詳細に

2021/10/12

 フィリピン政府通信社(PNA)は、10月11日、日本の新型コロナウイルス新規感染急減やワクチン接種の急ピッチの進展ぶりを報道した。

 PNAは、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が、1年ぶり以上の低水準となったことを報じるとともに、日本のワクチン接種に関するNHKニュースを紹介、日本におけるワクチン接種の急速な進展ぶりを詳細に報じた。

 PNAは10月11日付けNHKニュースの、「日本政府が11日に公表した最新の状況によると、日本国内で少なくとも1回、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人は、合わせて9,316万9,823人で全人口の73.6%となっている。2回目の接種を終えた人は、8,146万2027人で全人口の64.3%である。1回目の接種と2回目の接種を合わせた総接種回数は、1億7,463万1850回となっている。全人口には、ワクチン接種の対象年齢に満たない子どもも含む」に基づき、日本のワクチン接種状況を詳細に伝えている。

 10月2日時点でのフィリピンでのワクチン接種完了者は2,156万人にとどまっている。9月30日版「日経コロナ回復指数」において、フィリピンは、調査対象の121カ国・地域中で最下位となった。一方、日本は14位で、東京オリンピック時の7月末の83位から大幅に上昇している。