首都圏の水瓶アンガットダム、今後水位上昇との期待

北東モンスーンやラニーニャ現象で水不足懸念緩和へ

2021/10/18

  首都圏の水瓶ともいえるアンガットダムの水量は、現在正常水位を下回る水準にあるが、今後は北東モンスーン「アミハン」の吹き始めやラニーニャ現象(フィリピンでは一般的には多雨傾向となる)発生による降雨で上昇し、首都圏における水供給懸念を緩和させるとの期待が高まっている。  フィリピン気象庁(PAGASA)によると、10月16日午前6時のアンガットダム水位は199.67メートルで、正常水位とされる2...

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