首都圏のコロナ警戒レベル3を継続、11月14日まで
カビテ州、ラグ州ナ、リサール州も、バタンガスはレベル2
2021/10/30
フィリピン政府は、10月29日、新型コロナウイルス(COVID-19)対策としてマニラ首都圏などで試験的に導入している警戒レベル・システム(5段階制)実施地域を拡大すると発表した。25以上の州と都市が追加された。そして、11月1日から14日までの地域別警戒レベルも発表された。
その警戒レベル・システムにおいて、11月14日まで警戒レベル4(2番目に厳しいレベル)に置かれるのは、アウロラ州、バコロド市、東ネグロス州、西ダバオ州である。この警戒レベル・システムが開始されて以来、最も厳格なレベル5が発動された例はなく、今回においても、レベル4が最も厳しい措置となっている。マニラ首都圏は現行の警戒レベルが継続される。カビテ州、ラグナ州、リサール州、イロイロ市、シキホール州、北ラナオ州、ダバオ市、北ダバオ州もレベル3となる。バギオ市もレベル3に置かれるが、「特別監視のエリア」と見做されるとのことである。在フィリピン日本大使館発表による地域別警戒レベルは以下のとおり。
(1)11月14日まで「警戒レベル4」を課す地域
・地域3(中部ルソン地域):アウロラ州
・地域6(西ビサヤ地域):バコロド市
・地域7(中部ビサヤ地域):東ネグロス州
・地域11(ダバオ地方):西ダバオ州
(2)11月14日まで「警戒レベル3」を課す地域
・コルディリエラ行政区域(CAR):バギオ市
・地域3(中部ルソン地域):バターン州
・マニラ首都圏(NCR)
・地域4A(カラバルソン地域):カビテ州、ラグナ州、リサール州
・地域6(西ビサヤ地域):イロイロ市
・地域7(中部ビサヤ地域):シキホール州
・地域10(北ミンダナオ地域):北ラナオ州
・地域11(ダバオ地方):ダバオ市、北ダバオ州
(3)11月14日まで「警戒レベル2」を課す地域
・地域3(中部ルソン地域):アンヘレス市、ブラカン州、ヌエヴァ・エジハ州、オロンガポ市、パンパンガ州、タルラック州
・地域4A(カラバルソン地域):バタンガス州、ケソン州、ルセナ市
・地域6(西ビサヤ地域):アクラン州、アンティーケ州、カピズ州、ギマラス州、イロイロ州、西ネグロス州
・地域7(中部ビサヤ地域):ボホール州、セブ市、ラプラプ市、マンダウエ市、セブ州
・地域10(北ミンダナオ地域):ブキドノン州、カガヤン・デ・オロ市、カミギン州、イリガン市、西ミサミス州、東ミサミス州
・地域11(ダバオ地方):ダバオ・デ・オロ州、南ダバオ州、東ダバオ州
(4)また、対象となる地域が「警戒レベル1」となっても十分に安全であると保証されるためには、以下の条件を満たす必要がある。
ア.ワクチン接種優先順位のA2(すべての高齢者)、A3(併存症のある人)のカテゴリー、及びワクチン接種対象者の人口の少なくとも70%の完全なワクチン接種率。
イ.それぞれの地方自治政府(LGU)内の3C(Closed、Crowded、Close Contact)の原則に基づいて識別可能な施設の目標数には、Safety Seal CertificationProgramに基づくSafetySealCertificationを付与する必要がある。
一方、新興感染症管理のための省庁間タスクフォース(IATF)は、11月のコミュニティー検疫分類も最終決定した。それによると、マウンテン州、カタンドゥアネス、サンボアンガ市が11月1日~15日まで、より厳格な「修正を加えた強化コミュニティ検疫(MECQ)」の対象になる。また、11月中、アブラ州、カガヤン州、イサベラ州、サンティアゴ市、ヌエバビスカヤ州、キリノ州が、「制限が強化された一般コミュニティ検疫(制限強化GCQ)に置かれる。その他は、「通常のGCQ」、もしくは「修整を加えたGCQ」に置かれる。
その警戒レベル・システムにおいて、11月14日まで警戒レベル4(2番目に厳しいレベル)に置かれるのは、アウロラ州、バコロド市、東ネグロス州、西ダバオ州である。この警戒レベル・システムが開始されて以来、最も厳格なレベル5が発動された例はなく、今回においても、レベル4が最も厳しい措置となっている。マニラ首都圏は現行の警戒レベルが継続される。カビテ州、ラグナ州、リサール州、イロイロ市、シキホール州、北ラナオ州、ダバオ市、北ダバオ州もレベル3となる。バギオ市もレベル3に置かれるが、「特別監視のエリア」と見做されるとのことである。在フィリピン日本大使館発表による地域別警戒レベルは以下のとおり。
(1)11月14日まで「警戒レベル4」を課す地域
・地域3(中部ルソン地域):アウロラ州
・地域6(西ビサヤ地域):バコロド市
・地域7(中部ビサヤ地域):東ネグロス州
・地域11(ダバオ地方):西ダバオ州
(2)11月14日まで「警戒レベル3」を課す地域
・コルディリエラ行政区域(CAR):バギオ市
・地域3(中部ルソン地域):バターン州
・マニラ首都圏(NCR)
・地域4A(カラバルソン地域):カビテ州、ラグナ州、リサール州
・地域6(西ビサヤ地域):イロイロ市
・地域7(中部ビサヤ地域):シキホール州
・地域10(北ミンダナオ地域):北ラナオ州
・地域11(ダバオ地方):ダバオ市、北ダバオ州
(3)11月14日まで「警戒レベル2」を課す地域
・地域3(中部ルソン地域):アンヘレス市、ブラカン州、ヌエヴァ・エジハ州、オロンガポ市、パンパンガ州、タルラック州
・地域4A(カラバルソン地域):バタンガス州、ケソン州、ルセナ市
・地域6(西ビサヤ地域):アクラン州、アンティーケ州、カピズ州、ギマラス州、イロイロ州、西ネグロス州
・地域7(中部ビサヤ地域):ボホール州、セブ市、ラプラプ市、マンダウエ市、セブ州
・地域10(北ミンダナオ地域):ブキドノン州、カガヤン・デ・オロ市、カミギン州、イリガン市、西ミサミス州、東ミサミス州
・地域11(ダバオ地方):ダバオ・デ・オロ州、南ダバオ州、東ダバオ州
(4)また、対象となる地域が「警戒レベル1」となっても十分に安全であると保証されるためには、以下の条件を満たす必要がある。
ア.ワクチン接種優先順位のA2(すべての高齢者)、A3(併存症のある人)のカテゴリー、及びワクチン接種対象者の人口の少なくとも70%の完全なワクチン接種率。
イ.それぞれの地方自治政府(LGU)内の3C(Closed、Crowded、Close Contact)の原則に基づいて識別可能な施設の目標数には、Safety Seal CertificationProgramに基づくSafetySealCertificationを付与する必要がある。
一方、新興感染症管理のための省庁間タスクフォース(IATF)は、11月のコミュニティー検疫分類も最終決定した。それによると、マウンテン州、カタンドゥアネス、サンボアンガ市が11月1日~15日まで、より厳格な「修正を加えた強化コミュニティ検疫(MECQ)」の対象になる。また、11月中、アブラ州、カガヤン州、イサベラ州、サンティアゴ市、ヌエバビスカヤ州、キリノ州が、「制限が強化された一般コミュニティ検疫(制限強化GCQ)に置かれる。その他は、「通常のGCQ」、もしくは「修整を加えたGCQ」に置かれる。