ペソ:1カ月ぶりの49ペソ台、16日の終値49.960ペソ
米国FOMCや比中銀金融会合の終了、OFW送金増加で
2021/12/17
2021年12月16日のペソ対米ドル終値は、1米ドル=49.960ペソで、前営業日の50.270ペソから0.310ペソ続伸した。11月12日の49.850ペソ以来、約1カ月ぶりの49ペソ台での引けとなった。
15日の米国連邦公開市場委員会(FOMC)においてテーパリング(量的金融緩和の縮小)加速化が決定されたがほぼ事前予想どおりの結果であったこと、16日のフィリピン中央銀行金融政策会合において事前予想通り金利据置が決定されたことの安堵感がペソ高につながった。10月のOFW送金統計で送金の9カ月連続増加が確認されたこと、現在もクリスマス休暇に向けての送金増加シーズンであることも、ペソを下支えした。
加重平均レートは、1米ドル=50.135ペソで、前営業日の50.334ペソから0.199ペソ続伸。出来高は、前営業日比27%増の8億2,663万米ドルであった。
ペソ対米ドルレートの動き(単位:ペソ)
(出所:フィリピン銀行協会資料より作成)
15日の米国連邦公開市場委員会(FOMC)においてテーパリング(量的金融緩和の縮小)加速化が決定されたがほぼ事前予想どおりの結果であったこと、16日のフィリピン中央銀行金融政策会合において事前予想通り金利据置が決定されたことの安堵感がペソ高につながった。10月のOFW送金統計で送金の9カ月連続増加が確認されたこと、現在もクリスマス休暇に向けての送金増加シーズンであることも、ペソを下支えした。
加重平均レートは、1米ドル=50.135ペソで、前営業日の50.334ペソから0.199ペソ続伸。出来高は、前営業日比27%増の8億2,663万米ドルであった。
ペソ対米ドルレートの動き(単位:ペソ)
項目 | 当日 | 前営業日 |
年月日 | 2021年12月16日 | 2021年12月15日 |
始 値 | 50.200 | 50.320 |
高 値 | 49.960 | 50.270 |
安 値 | 50.220 | 50.360 |
終 値 | 49.960 | 50.270 |
加重平均 | 50.135 | 50.334 |
出来高(百万米ドル) | $826.63 | $650.80 |
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