ラグナ州のコロナ警戒レベル、[3]に引き上げ

IATFが5日に決議、1月7日~15日の措置

2022/01/06

 新興感染症管理のための省庁間タスクフォース(IATF)は、1月5日、決議155-B-2022号において、ラグナ州の新型コロナウイルス警戒レベルについて、2022年1月7日から1月15日まで、「レベル3」に引き上げると発表した。

 IATFは2021年12月29日に、「フィリピン全ての地域の新型コロナウイルス警戒レベルについて、2022年1月1日から1月15日まで、「レベル2」を継続する」と発表したばかりであったが、年末から新型コロナウイルス新規感染報告数が再増加したことで、12月31日、急遽マニラ首都圏での警戒レベルを1月3日~15日までレベル3への引き上げることを決定した。

 1月3日には、決議155-A-2022号において、カビテ州、リサール州、ブラカン州の新型コロナウイルス警戒レベルについて、2022年1月5日から1月15日まで、「レベル3」に引き上げると発表した。そして今回、ラグナ州の警戒レベルも3へ引き上げることが決定された。ラグナ州はマニラ首都圏南方に位置し、多くの工業団地が集積している。有力自動車メーカーが揃って進出しており、自動車生産の中心地にもなっている。