2021年末の外貨準備高、1%減の1,088億9千万ドル

輸入10.3カ月分、残存短期対外負債の5.9倍と高水準

2022/01/14

 フィリピン中央銀行(BSP)の1月13日付け発表によると、2021年12月末の総外貨準備高(GIR、速報値)は前年同月末比1.1%減の1,088億9,000万米ドル、前月末(1,077億2,000万米ドル-改訂値)比では1.1%増であった。  当12月末のGIRは、輸入・第一次所得の10.3カ月分に相当する十分な外部流動性バッファーを表している。さらに、短期対外負債の約8.8倍(元本ベース)...

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