コロナワクチン類の輸入急増、12月は24倍の7.5億ドル
11月の18倍から更に加速、フェイスシールドは96%減少
2022/01/30
フィリピン政府は、新型コロナウイルスワクチン(ワクチン)の接種を促進すべく、調達(輸入等)を急いでいる。
それにより、ワクチン類の輸入額が急増している。1月27日に発表された輸入統計によると、2021年12月のワクチンを含む個人用防護具(PPE)及び医療用品の輸入額は前年同月比2,319.4%増(約24.2倍)の7億5,474万米ドルへと急増した。ワクチンの輸入額が7億2,283万米ドルとその大部分を占めた。増加した品目は安全ヘッドギア(+733.8%)と一般用マスク(+4.6%)、一方減少したのはフェイスシールド(-96.2%)、医療用マスク(-84.4%)、医療用手袋(-48.7%)、防護服(-45.1%)、検査キット(-13.5%)。
なお、2021年11月のワクチンと個人用防護具(PPE)など医療用品の輸入額も同1,670.8%増(約17.7倍)の3億4,100万米ドルへと急増した。12月の輸入は上記のように前年同月比で一段と急加速するとともに、11月からも約121%(約2.2倍)急増した。
一方、12月の輸出においては、コロナ対策等のための個人用防護具(PPE)及び医療用品の合計輸出額が67.9%減の107万米ドルと急減した。医療用品のうち、特に医療用マスクの輸出が73.3%減と鈍化が目立った。医療用マスクの輸出は10月が97.0%減、11月が95.6%減、そして、12月が73.3%減と急減ペースが続いている。
それにより、ワクチン類の輸入額が急増している。1月27日に発表された輸入統計によると、2021年12月のワクチンを含む個人用防護具(PPE)及び医療用品の輸入額は前年同月比2,319.4%増(約24.2倍)の7億5,474万米ドルへと急増した。ワクチンの輸入額が7億2,283万米ドルとその大部分を占めた。増加した品目は安全ヘッドギア(+733.8%)と一般用マスク(+4.6%)、一方減少したのはフェイスシールド(-96.2%)、医療用マスク(-84.4%)、医療用手袋(-48.7%)、防護服(-45.1%)、検査キット(-13.5%)。
なお、2021年11月のワクチンと個人用防護具(PPE)など医療用品の輸入額も同1,670.8%増(約17.7倍)の3億4,100万米ドルへと急増した。12月の輸入は上記のように前年同月比で一段と急加速するとともに、11月からも約121%(約2.2倍)急増した。
一方、12月の輸出においては、コロナ対策等のための個人用防護具(PPE)及び医療用品の合計輸出額が67.9%減の107万米ドルと急減した。医療用品のうち、特に医療用マスクの輸出が73.3%減と鈍化が目立った。医療用マスクの輸出は10月が97.0%減、11月が95.6%減、そして、12月が73.3%減と急減ペースが続いている。