商業銀行の不良債権比率、1月末3.79%へ悪化
21年後半からの改善傾向一服、コロナ急増響く
2022/03/09
フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2022年1月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高(10兆4,547億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)の比率(NPL比率)は3.79%と前月末の3.55%から0.24%ポイント悪化した。前年同月末の3.17%からは0.62%ポイント悪化した。不良債権(NPL)貸倒引当率は90.91%と前月末の92.7...
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