首都圏のコロナ警戒レベル1継続:16日から31日

セブ市やバタンガス州等も含む48地域がレベル1

2022/03/16

  新興感染症管理のための省庁間タスクフォース(IATF)は、3月15日、決議164D-2022号において、2022年3月16日~3月31日までの新型コロナウイルス警戒レベル(5段階)の地域別分類を発表した。警戒レベルについては、現在、原則的には、毎月月初と月央の2回、見直し・変更が行われる。

 3月16日~31日に警戒レベルで最も軽いレベル1が適用されるのは、マニラ首都圏(継続)など48地域。3月1日時点で警戒レベル1であったのはマニラ首都圏など39地域であった。すなわち、警戒レベル適用が9地域増加した。臨時で3月11日から警戒レベル1へ緩和されたイロイロ市に加え、ヌエバエシハ州、サンバレス州、バタンガスの3州、およびルセナ市、セブ市、オルモック市、タクロバン市、ブトゥアン市の5市が警戒レベル1へと緩和された。16日から警戒レベル1が適用される48地域は以下のとおり。その他の地域は警戒レベル2が適用される。


<ルソン地方>
・マニラ首都圏(NCR)
・コルディリエラ行政地域(CAR):アブラ州、アパヤオ州、バギオ市、カリンガ州
・地域1(イロコス地域):ダグパン市、北イロコス州、南イロコス州、ラ・ウニオン州、パンガシナン州
・地域2(カガヤンバレー地域):バタネス州、サンティアゴ市、カガヤン州、イザベラ州、キリノ州
・地域3(中部ルソン地域):ブラカン州、アンヘレス市、アウロラ州、バタアン州、オロンガポ市、パンパンガ州、タルラック州、ヌエバエシハ州、
サンバレス州
・地域4A(カラバルソン地域):カビテ州、ラグナ州、バタンガス州、ルセナ市
・地域4B(ミマロパ地域):マリンドゥク州、プエルトプリンセサ市、ロンブロン州
・地域5(ビコル地域):カタンドゥアネス州、ナガ市

<ビサヤ地方>
・地域6(西ビサヤ地域):アクラン州、バコロド市、カピス州、ギマラス州、イロイロ市
・地域7(中部ビサヤ地域):セブ市、シキホール州
・地域8(東ビサヤ地域):ビリラン州、オルモック市、タクロバン市

<ミンダナオ地方>
・地域9(サンボアンガ半島地域):サンボアンガ市
・地域10(北ミンダナオ地域):カガヤン・デ・オロ市、カミギン州
・地域11(ダバオ地方):ダバオ市
・地域12(カラガ地方):ブトゥアン市