中央銀行、為替市場介入実施の可能性

ペソ下落ピッチ緩和へスムージング・オペ

2022/03/17

  ロシア軍のウクライナ侵攻やそれに伴う原油等の市況高騰、米国金融引き締めピッチ加速化懸念などを背景に、2月以降のペソ対米ドルレートは軟調に推移している。3月14日には、終値ベースで2019年8月15日の52.545ペソ以来、約31カ月ぶりのペソ安水準へと下落した。  このような状況下で、フィリピン中央銀行(BSP)は、ペソの下落ピッチを緩和すべく、為替市場介入を行った可能性がある。現地紙報道に...

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