中央銀行、利上げは急がずとの方針表明
労働力逼迫や資産インフレ未発生と説明
2022/03/29
フィリピン中央銀行(BSP)のベンジャミン・ディオクノ総裁は、原油価格高騰などに伴うインフレ抑制策として、安易に利上げに依存することは適切ではないと表明した。 ディオクノ総裁は、「フィリピンでの昨今のインフレ率上昇は供給サイドファクターによるものであり、金融政策ではなくて、供給増加など非金融政策、あるいは行政のアクションによって対処すべきものである。BSPが利上げしても、ロシア軍のウクライ...
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