銀行業界の不良債権比率、2月末4.24%へ上昇
3カ月ぶり高水準、オミクロン株蔓延や規制強化響く
2022/04/07
フィリピン中央銀行(BSP)のデータによると、2022年2月末のフィリピン銀行業界の総融資残高(11兆1,504億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は4.24%で、前月末の4.14%から0.10%ポイント、前年同月末の4.08%から0.16%ポイント悪化した。そして、2021年11月末の4.35%以来、3カ月ぶりの高水準となった。 新型コロナウイルス変異種オミク...
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