比政府、持続可能サムライ債で701億円調達予定
4月22日発行、最長20年物(年利1.83%)等4種類
2022/04/13
フィリピン政府が、2年連続でサムライ債(円貨建て外債)を発行しつつある。今回のサムライ債はサステナビリティボンドであり、調達額は現時点で701億円と予定されている。
今回のサステナビリティ・サムライ債(2022年フィリピン共和国円貨債券)の発行日は4月22日。発行されるのは5年物(第1回)、7年物(第2回)、10年物(第3回)、20年物(第4回)の4種類が募集される予定である。
5年物の年利は0.76%(発行額520億円)、7年物の年利は0.95%(発行額50億円)、10年物の年利は1.22%(発行額71億円)、20年物の年利が1.83%(発行額60億円)、総調達予定額は701億円となる。フィリピン政府は、調達資金を、環境関連、教育、ヘルスケアなど、サステナビリティボンドのフレームワークに沿った事業に充当する。
発行幹事はSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券。今回のサムライ債に対する格付は、日本格付研究所(JCR)が「A-」、スタンダード&プアーズ(S&P)が「トリプルB(BBB)」、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(ムーディーズ)が「Baa2」(トリプルBと同格)としている。
なお、フィリピン政府は、2021年4月13日、第16回円貨債券(サムライ債)を発行した。このサムライ債は、3年物無担保ゼロクーポン債であり、年利0.001%相当、発行価格は99.28で、ベンチマークとのスプレッドは21ベーシスポイント(BPS)だけであった。その前は2019年8月15日に、2年連続でサムライ債を発行、920億円を調達した。2020年も発行予定であったが新型コロナ禍で中止された。
今回のサステナビリティ・サムライ債(2022年フィリピン共和国円貨債券)の発行日は4月22日。発行されるのは5年物(第1回)、7年物(第2回)、10年物(第3回)、20年物(第4回)の4種類が募集される予定である。
5年物の年利は0.76%(発行額520億円)、7年物の年利は0.95%(発行額50億円)、10年物の年利は1.22%(発行額71億円)、20年物の年利が1.83%(発行額60億円)、総調達予定額は701億円となる。フィリピン政府は、調達資金を、環境関連、教育、ヘルスケアなど、サステナビリティボンドのフレームワークに沿った事業に充当する。
発行幹事はSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券。今回のサムライ債に対する格付は、日本格付研究所(JCR)が「A-」、スタンダード&プアーズ(S&P)が「トリプルB(BBB)」、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(ムーディーズ)が「Baa2」(トリプルBと同格)としている。
なお、フィリピン政府は、2021年4月13日、第16回円貨債券(サムライ債)を発行した。このサムライ債は、3年物無担保ゼロクーポン債であり、年利0.001%相当、発行価格は99.28で、ベンチマークとのスプレッドは21ベーシスポイント(BPS)だけであった。その前は2019年8月15日に、2年連続でサムライ債を発行、920億円を調達した。2020年も発行予定であったが新型コロナ禍で中止された。