マイニラッドの排水からの飲料水、飲用証明書取得
飲料水国家基準に合致、7月にも供給開始見込み
2022/06/29
マニラ首都圏西区域全17市区などをサービスエリアとして水道や下水処理サービスの提供しているマイニラッド ウォーター サービス(マイニラッド、本社:マニラ首都圏ケソン市)は、6月27日、「首都圏パラニャーケ市に立地する新しいモジュラー処理プラント(ModTP)で処理された排水を利用した飲料水『ニューウォーター』に対して、パラニャーケ市保健局から飲用証明書が発行された」と発表した。
この『ニューウォーター』は保健省(DOH)認定の研究機関によって、飲料水国家基準を満たしていることが証明された。したがって、マイニラッドは、早ければ7月から『ニューウォーター』の供給を開始する方針のようである。通常の水源から取得、処理した飲料水と混合、供給する意向とのことでもある。
水資源が限られているうえ、近年の地球温暖化や人口増加に伴う水資源使用量の増加により水不足の問題が顕在化している。このような状況下で、水資源の有効活用、再利用の重要性が増している。したがって、マイニラッッドは、水資源の高度再利用として、排水の飲料水化を検討、調査してきた。排水の飲料水化は、既に、シンガポール、米国、南アフリカ、ナミビアなどで成功している。シンガポールでも、「ニューウォーター」と称されている。
現在マイニラッドは、フィリピンの有力コングロマリットであるメトロ パシフィック インベストメンツ(証券コード:MPIC)、DMCIホールディングス(証券コード:DMC)、丸紅との合弁企業となっている。出資比率はMPIC52.8%、DMCIホールディングス25.3%、丸紅20%である。丸紅は2013年に、20%の間接出資を行っている。
この『ニューウォーター』は保健省(DOH)認定の研究機関によって、飲料水国家基準を満たしていることが証明された。したがって、マイニラッドは、早ければ7月から『ニューウォーター』の供給を開始する方針のようである。通常の水源から取得、処理した飲料水と混合、供給する意向とのことでもある。
水資源が限られているうえ、近年の地球温暖化や人口増加に伴う水資源使用量の増加により水不足の問題が顕在化している。このような状況下で、水資源の有効活用、再利用の重要性が増している。したがって、マイニラッッドは、水資源の高度再利用として、排水の飲料水化を検討、調査してきた。排水の飲料水化は、既に、シンガポール、米国、南アフリカ、ナミビアなどで成功している。シンガポールでも、「ニューウォーター」と称されている。
現在マイニラッドは、フィリピンの有力コングロマリットであるメトロ パシフィック インベストメンツ(証券コード:MPIC)、DMCIホールディングス(証券コード:DMC)、丸紅との合弁企業となっている。出資比率はMPIC52.8%、DMCIホールディングス25.3%、丸紅20%である。丸紅は2013年に、20%の間接出資を行っている。
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