銀行業界の不良債権比率、16カ月ぶりの低水準に

5月末3.75%で3カ月連続低下、貸倒引当率94.8%

2022/07/07

  フィリピン中央銀行(BSP)のデータによると、2022年5月末のフィリピン銀行業界の総融資残高(11兆4,433億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は3.75%で、前月末の3.93%から0.18%ポイント、前年同月末の4.49%から0.74%ポイント改善。2カ月連続の3%台で、2021年1月末の3.72%以来、16カ月ぶりの低水準となった。不良債権(NPL)貸倒...

有料会員になって続きを読む