男女平等度が世界19位(146カ国中)へ後退、過去最低に
13年の5位から下落基調、アジアでは断トツ、日本116位
2022/07/14
スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」は7月13日、世界各国の政治、社会、経済面での男女格差を総合的に評価した「世界男女格差(ジェンダーギャップ)報告書2022年版」を発表、そのなかで、男女平等度を指数化、ランキングしている。
男女平等度ランキングは、1.経済活動への参加・機会、2.教育機会、3.健康・寿命、4.政治参加・関与という4大分野(各分野にはさらに細分化された調査項目がある)で男女平等度を分析、順位付けをおこなっている。0が完全不平等、1が完全平等を示している。2022年の調査対象は146カ国(2021年は156カ国)であった。
2022年世界男女平等度トップ10は、1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位ニュージーランド、5位スウェーデン、6位ルワンダ、7位ニカラグア、8位ナミビア、9位アイルランド、10位ドイツとなった。日本は116位(前年120位/156カ国)で、主要先進国の中で最下位だった。
東アジア諸国は、フィリピン19位、シンガポール49位、ラオス53位、東ティモール56位、モンゴル70位、タイ79位、ベトナム83位、インドネシア92位、カンボジア98位、韓国99位、中国102位、マレーシア103位、ブルネイ104位、ミャンマー106位、日本116位とランクされている。日本は女性議員数が少ないことや女性首相を出していないこともあって、今回も主要先進国の中で最下位だった。2021年の120位からは4ランク上昇したが、2022年は全体数が146カ国と10カ国少なくなっている。
アジアでトップのフィリピンは146カ国中19位で前年(17位/156カ国)から2ランク低下したが、スコアは0.783で前年の0.784を僅かに下回るにとどまった。ちなみに、2006年~2008年が6位、2009年と2010年が9位、2011年と2012年が8位、2013年が5位、2014年が9位、2015年と2016年が7位、2017年が10位、2018年が8位、2020年16位、2021年17位と推移している。但し調査対象の国の数は115カ国~156カ国と異なっている。
2022年のフィリピンの4大分野別指数(サブ指数)は、経済活動への参加・機会16位(前回18位)、教育機会46位(前回39位)、健康・寿命30位(前回34位)、政治参加・関与35位(前年33位)となっている。
男女平等度ランキングは、1.経済活動への参加・機会、2.教育機会、3.健康・寿命、4.政治参加・関与という4大分野(各分野にはさらに細分化された調査項目がある)で男女平等度を分析、順位付けをおこなっている。0が完全不平等、1が完全平等を示している。2022年の調査対象は146カ国(2021年は156カ国)であった。
2022年世界男女平等度トップ10は、1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位ニュージーランド、5位スウェーデン、6位ルワンダ、7位ニカラグア、8位ナミビア、9位アイルランド、10位ドイツとなった。日本は116位(前年120位/156カ国)で、主要先進国の中で最下位だった。
東アジア諸国は、フィリピン19位、シンガポール49位、ラオス53位、東ティモール56位、モンゴル70位、タイ79位、ベトナム83位、インドネシア92位、カンボジア98位、韓国99位、中国102位、マレーシア103位、ブルネイ104位、ミャンマー106位、日本116位とランクされている。日本は女性議員数が少ないことや女性首相を出していないこともあって、今回も主要先進国の中で最下位だった。2021年の120位からは4ランク上昇したが、2022年は全体数が146カ国と10カ国少なくなっている。
アジアでトップのフィリピンは146カ国中19位で前年(17位/156カ国)から2ランク低下したが、スコアは0.783で前年の0.784を僅かに下回るにとどまった。ちなみに、2006年~2008年が6位、2009年と2010年が9位、2011年と2012年が8位、2013年が5位、2014年が9位、2015年と2016年が7位、2017年が10位、2018年が8位、2020年16位、2021年17位と推移している。但し調査対象の国の数は115カ国~156カ国と異なっている。
2022年のフィリピンの4大分野別指数(サブ指数)は、経済活動への参加・機会16位(前回18位)、教育機会46位(前回39位)、健康・寿命30位(前回34位)、政治参加・関与35位(前年33位)となっている。