双日の吉利車販社SGAPのシェア急上昇続く、8位に躍進
7カ月間の販売83%増の5,360台、7月は1千台超で月間記録
2022/08/11
双日のフィリピンにおける中国「吉利(GEELY)」ブランド車販売が好調に推移している。今年4月には、営業開始2年8カ月で累計販売台数1万台を達成した。積極的な新モデル投入と販売網拡充の相乗効果といえよう。
双日は、2019年、フィリピンにおける吉利汽車(本社:中国浙江省杭州市)の「吉利(GEELY)」ブランド車の販売代理店権を取得、2019年3月に同ブランド自動車を輸入販売する双日ジーオートフィリピン(SGAP、本社:マニラ首都圏ケソン市)を設立、2019年9月、吉利のサブコンパクトのスポーツ多目的車(SUV)「クールレイ」の輸入販売を開始した。その後、SUV「Azkarra(アズカラ)」、7人乗りのクロスオーバー中型SUV「オカバンゴ」(中国名:豪越、Hao Yue)を販売してきている。今年2月25日には、サブコンパクトセダン「Emgrand(エムグランド、中国名:帝豪)」を発表、すなわち、フィリピン4番目のモデルとして初のセダンが登場した。
SGAPは2019年9月に営業を開始、2020年の販売台数は前年比9.4倍の2,158台、2021年は同2.8倍の6,104台と推移している。市場シェアも2020年0.9%で12位、2021年は2.1%で10位と上昇している。
2022年も一段と好調で7月の販売台数は前月比32%の1,058台と1千台の大台を突破、月間記録を更新するとともに、4桁クラブ(月間販売台数1千台以上の企業)入りした。特に、サブコンパクトのスポーツ多目的車(SUV)「クールレイ」が前月比92%増の540台、7人乗りのクロスオーバー中型SUV「オカバンゴ」が同59%増の396台と好調であった。これらの結果、2022年7カ月間の販売台数は前年同期比83%増の5,360台に達した。7カ月間の市場シェアは2.8%で前年同期の1.8%から上昇、業界8位でベスト10入りを果たした。
販売店については、7月に、中部ビサヤ地方東ネグロス州の州都であるドゥマゲティ市に「吉利ドゥマゲティ店」をオープンした。「吉利ドゥマゲティ店」はSGAPの32番目の販売店となる。2020年末7店、2021年末24店から急ピッチで増加している。2022年末までに40店体制を目指すとのことである。
なお、SGAPに、ユーチェンコ財閥の傘下の主要企業であるハウス オブ インベストメンツ(証券コード:HI)が出資参画している。ユーチェンコ財閥のリサール商業銀行(RCBC、証券コード:RCB)が販売金融面で支援していることも強みとなっている。
双日は、2019年、フィリピンにおける吉利汽車(本社:中国浙江省杭州市)の「吉利(GEELY)」ブランド車の販売代理店権を取得、2019年3月に同ブランド自動車を輸入販売する双日ジーオートフィリピン(SGAP、本社:マニラ首都圏ケソン市)を設立、2019年9月、吉利のサブコンパクトのスポーツ多目的車(SUV)「クールレイ」の輸入販売を開始した。その後、SUV「Azkarra(アズカラ)」、7人乗りのクロスオーバー中型SUV「オカバンゴ」(中国名:豪越、Hao Yue)を販売してきている。今年2月25日には、サブコンパクトセダン「Emgrand(エムグランド、中国名:帝豪)」を発表、すなわち、フィリピン4番目のモデルとして初のセダンが登場した。
SGAPは2019年9月に営業を開始、2020年の販売台数は前年比9.4倍の2,158台、2021年は同2.8倍の6,104台と推移している。市場シェアも2020年0.9%で12位、2021年は2.1%で10位と上昇している。
2022年も一段と好調で7月の販売台数は前月比32%の1,058台と1千台の大台を突破、月間記録を更新するとともに、4桁クラブ(月間販売台数1千台以上の企業)入りした。特に、サブコンパクトのスポーツ多目的車(SUV)「クールレイ」が前月比92%増の540台、7人乗りのクロスオーバー中型SUV「オカバンゴ」が同59%増の396台と好調であった。これらの結果、2022年7カ月間の販売台数は前年同期比83%増の5,360台に達した。7カ月間の市場シェアは2.8%で前年同期の1.8%から上昇、業界8位でベスト10入りを果たした。
販売店については、7月に、中部ビサヤ地方東ネグロス州の州都であるドゥマゲティ市に「吉利ドゥマゲティ店」をオープンした。「吉利ドゥマゲティ店」はSGAPの32番目の販売店となる。2020年末7店、2021年末24店から急ピッチで増加している。2022年末までに40店体制を目指すとのことである。
なお、SGAPに、ユーチェンコ財閥の傘下の主要企業であるハウス オブ インベストメンツ(証券コード:HI)が出資参画している。ユーチェンコ財閥のリサール商業銀行(RCBC、証券コード:RCB)が販売金融面で支援していることも強みとなっている。