九州電力、比再生可能エネルギー企業に出資

ユーチェンコ財閥傘下のPGEC株式25%取得へ

2022/09/16

 ユーチェンコ財閥傘下のエネルギー企業であるペトロエナジー リソース(証券コード:PERC)は、9月15日、「九州電力の完全子会社であるキューデン インターナショナル コーポレーション(KIC)との間で、株式発行・引き受け契約を締結した」と発表した。

 具体的には、PERCの再生可能エネルギー子会社であるペトログリーンエナジー社(PGEC)が総発行株式数の25%に相当する新株をKIC向けに発行する。すなわち、KICがPGECに25%出資することになる。この出資が完了すると、PERCのPGEC保有比率は現行の90%から67.5%に、EEIパワーのPGEC保有比率は10%から7.5%へと低下する。

 PERCグループは、バタンガス州サントトーマスでのマイバララ地熱発電、タルラック市のPEZA工業団地「セントラルテクノパーク」内でのタルラック太陽光発電、アクラン州でのナバス風力発電など再生可能エネルギー事業の実績を積み上げてきている。また、最近、中部ルソン島パンガシナン州ブガロン太陽光発電(25メガワット)プロジェクトとボホール島ダゴホイ太陽光発電(27メガワット)プロジェクトにおいて、エネルギー省(DOE)からの太陽エネルギー運用契約および環境天然資源省(DENR)から環境コンプライアンス証明書(ECC)を取得した。

 一方、九州電力グループは、2020年初に、フィリピンのパラワン島及びセブ島においてパワーソース社(本社:マニラ首都圏マカティ市)が実施しているマイクログリッド事業に参画した。マイクログリッド事業とは、基幹送電系統に接続されていない地域において、ディーゼル・太陽光発電設備等で発電し、地域内の需要家に対して電力を供給する地産地消の事業である。九州電力グループとして初めての海外離島向け電化事業となった。