下院、11月までに「改正銀行秘密法」可決目指す

厳格すぎる口座守秘義務緩和で当局の調査権限強化へ

2022/10/14

 下院は、11月までに銀行秘密法の改正法を可決することを目標としている。フィリピン中央銀行(BSP)のフェリーペ・メダーリャ総裁も、疑わしい金融取引のある銀行口座に対する権限を強化するために、「銀行預金秘密法」の改正の必要性を強く訴えている。  これまでフィリピンにおける銀行口座守秘義務が非常に厳しく、不正調査のためのBSPなど監督機関のタイムリーな口座立ち入り検査を困難なものとしてきている。...

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