陸上自衛隊、フィリピンや米国と5回目の共同訓練

10月3日~14日、約30名と人命救助機材を派遣

2022/10/16

  在フィリピン日本国大使館は、10月14日、陸上自衛隊の比米共同訓練(カマンダグ22)への参加状況について発表した。

 その発表によると、陸上自衛隊は、10月3日から14日にかけて、フィリピン海兵隊及び米国海兵隊とともに、共同訓練(カマンダグ22)に参加し、人道支援・災害救援訓練を実施しており、10月7日には、総合訓練を日米比3カ国で実施した。この訓練に参加するため、陸上自衛隊から約30名の隊員及び、人命救助機材を派遣し、陸上自衛隊はフィリピン海兵隊と合同で、装備の使用や取り扱い、特殊武器防護教育では米海兵隊と共同して、特殊武器に関する訓練を実施した。また、米海兵隊が揚陸艦ニューオーリンズからMV22オスプレイを使用して上陸する訓練に合わせ、災害救助訓練も実施した。

 
なお、陸上自衛隊のカマンダグ演習への参加は今回で5回目となる。水陸両用作戦能力を活用した訓練への参加も今回で4回目となる。自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、相互理解と協力を促進しながら、日本はフィリピン、米国及びその他パートナー国と共に地域及び地域を越えた平和及び安定のために緊密に協力して行く方針である