マニラウォーター、無収水率12%でアジア最低水準維持

1997年民営化での事業開始時の63%から大幅改善

2022/10/18

マニラ首都圏東半分などを事業基盤とする有力水道企業マニラウォーター(証券コード:MWC)は、10月13日、2022年9月時点の平均無収水率12%で、アジア最低水準であったと発表した。  無収水率(システムロス率)とは、漏水、盗水、消火栓の無許可の使用などにより収入につながらない水の比率である。MWCの近年の無収水率は10%台前半で、アジア最低水準を維持している。そして、世界銀行が標準として推奨...

有料会員になって続きを読む