商業銀行の不良債権比率、9月末2年ぶり低水準

3.10%(前年同月末3.99%)、引当率は109%に上昇

2022/11/08

  フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2022年9月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高(11兆0,762億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は3.10%となり、2020年9月末の2.95%以来2年ぶりの低水準となった。前月末の3.19%から0.09%ポイント、前年同月末の3.99%からは0.89%ポイント改善した。不良債...

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