11月末の外貨準備高、13%減の939億5千万ドル

ドル売り介入など響くが輸入7.5カ月分に相当する水準

2022/12/09

フィリピン中央銀行(BSP)の12月7日の速報データによると、2022年11月末の総外貨準備高(GIR)は前年同月末比12.8%減の939億5,400万米ドル、前月末の940億米ドル(改訂値)からは0.08%減少した。GIRは9月まで前月末比で7カ月連続減少、2020年6月以来2年3カ月ぶりの低水準となった。10月末は前月末比減少にひとまず歯止めがかかったが、11月はまたも減少となった。  こ...

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