三越が創業350周年、1年間の記念事業実施

フィリピンのMITSUKOSHI BGCも参画

2022/12/21

 三越伊勢丹グループの百貨店「三越」は、2023年に創業350周年を迎える。三越は、1673年、呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」を発し、百貨店として、その歴史を積み重ねて来た。

 三越創業350周年を記念し、2023年4月1日から2024年3月31日までの12カ月間、全国の三越各店と海外の一部店舗、三越伊勢丹オンラインストアで“伝統を超える革新性”をテーマに、これまでの感謝を込めて、「これからの三越への期待を感じていただく特別な価値」を届けるさまざまな営業施策に取り組む。

実施期間:2023年4月1日(土)~2024年3月31日(日)
実施店舗:〈国内店舗〉日本橋三越本店 銀座三越 札幌三越 仙台三越 名古屋三越栄 名古屋三越星ヶ丘 広島三越 高松三越 松山三越 福岡三越
〈海外店舗〉オーランド三越 MITSUKOSHI BGC(フィリピン)
〈オンライン〉三越伊勢丹オンラインストア

 また、三越創業350周年の情報を発信するスペシャルサイトがオープンする。アニバーサリーイヤーの幕開けとなる2023年1月1日より、ティザーサイトがオープン。コンテンツは随時更新し、2023年4月1日より、スペシャルサイトとして本格的に三越創業350周年の情報を発信する。

 なお、三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹)と野村不動産は、11月18日、フィリピン大手不動産会社のフェデラルランド(本社:マカティ市)とマニラ首都圏ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)において共同開発している住宅と商業施設の大型複合開発プロジェクトにおいて、日本やフィリピンのショップ約120店舗で構成するショッピングモール「MITSUKOSHI BGC」の一部を先行オープンした。

 日本の伝統的な麻の葉紋様を現代的にデザインした外装は、周辺の建物とは異なる和の雰囲気を演出。コンセプトはトラフ建築設計事務所と美術家 野老朝雄氏が協業で担当した。正面エントランスでは、三越の「ライオン像」が出迎える。日本以外における「ライオン像」の設置は、今回が初めてである。三越創業350周年のロゴマークは、この「ライオン像」をモチーフにしている。