マランパヤ海底天然ガス田、2月4日~18日保守点検作業

ガスの供給一時停止、代替エネルギー源利用等で対応へ

2022/12/25

  パラワン島沖のマランパヤ海底天然ガス田事業(マランパヤガス田)のオペレーターであるプライムエナジー リソースデベロップメント(プライムエナジー)は、2023年月4日から18日まで、マランパヤガス田のメインテナンス(保守点検)作業を実施する。

 このメインテナンス作業は当初は2022年10月と予定されていたが、台風シーズンを避けるために2023年第1四半期に延期されたという経緯がある。エネルギー省(DOE)は、「マランパヤガス田のメインテナンス期間中は、天然ガスの供給は一時的に停止され、この天然ガスの供給を受けている各発電所は別の燃料源に切り替えることになるだろう」と表明した。

 DOEは現在、メインテナンス作業のためのマランパヤガス田事業シャットダウン中の継続的な電力供給を保証する緊急対策に取り組んでいる。 これらの中には、あらゆる条件下で電力網に電力を供給しなければならない「稼働必須」発電所の指定が含まれる。DOEは、マニラ電力(メラルコ:証券コード:DOE)やその他の配電事業者、小売電力供給業者と協力して、供給不足や停電時の影響を軽減するために、停電負荷プログラムを開始および拡大している。