商業銀行の不良債権比率、22年12月末2.85%に

28カ月ぶりの低水準、貸倒引当率113.79%に向上

2023/02/08

 フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2022年12月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は2.85%となり、2020年8月末の2.37%以来28カ月ぶりの低水準となった。前月末の3.01%から0.16%ポイント、前年同月末の3.55%からは0.60%ポイント改善した。不良債権(NPL)貸倒引当...

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