JERA、アボイティス パワーとアンモニア混焼共同検討開始
21年末の約16億ドル出資などによる脱炭素化支援の一環
2023/02/11
JERA(東京電力フュエル&パワーと中部電力の折半合弁エネルギー企業、本社:東京都中央区日本橋)は、2月10日、アボイティス財閥の旗艦企業アボイティス エクイティ ベンチャー(証券コード:AEV)の電力子会社であるアボイティス パワー(証券コード:AP)と、アボイティス パワー事業の脱炭素化に向けたフィリピンでの石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の共同検討を開始することとし、訪日中のマルコス大統領立ち会いのもと、覚書を締結した。
JERAは、2021年12月、約15億8,000万米ドル(当時の換算レートで約1,800億円)でアボイティス パワー株式27%を取得した。アボイティス パワーへの出資を通じて、フィリピンの脱炭素化を加速させていくこととしている。今回の覚書は、アボイティス パワー事業の脱炭素化に向け、アボイティス パワーが出資参画する石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性とフィリピンにおける水素・アンモニアサプライチェーンの構築を検討していくことを定めたものである。
今後両社は、この覚書を通じて、アボイティス パワーの脱炭素化への足掛かりとしてアボイティス パワーの石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性を検討していくとともに、アンモニア混焼の対象発電所やアンモニア混焼率などを検討していく。
アボイティス パワーは、フィリピン証券取引所(PSE)上場の大手電力企業である。2021年末時点で建設中を含む約4,600メガワット(帰属ベース、以下同様)の発電所を保有・運営し、フィリピンの約2割の電力供給を担うとともに、セブ市やダバオ市では配電事業を手掛けている。今後増大する電力需要への対応と、エネルギーの脱炭素化を両立していくため、2030年までに再生可能エネルギー発電を中心に開発を進め、9,200メガワットまで発電資産を拡大するとともに、火力発電と再生可能エネルギーのバランスを50:50とする方針を示している。すなわち、2030年までに4,600メガワットの再生可能エネルギー発電資産構築を目指す。
JERAは、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供するグローバル企業として、再生可能エネルギーと低炭素火力を組み合わせたクリーンエネルギー供給基盤を提供することで、フィリピンをはじめアジアを中心した世界の健全な成長と発展に貢献していく方針である。
JERAは、2021年12月、約15億8,000万米ドル(当時の換算レートで約1,800億円)でアボイティス パワー株式27%を取得した。アボイティス パワーへの出資を通じて、フィリピンの脱炭素化を加速させていくこととしている。今回の覚書は、アボイティス パワー事業の脱炭素化に向け、アボイティス パワーが出資参画する石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性とフィリピンにおける水素・アンモニアサプライチェーンの構築を検討していくことを定めたものである。
今後両社は、この覚書を通じて、アボイティス パワーの脱炭素化への足掛かりとしてアボイティス パワーの石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性を検討していくとともに、アンモニア混焼の対象発電所やアンモニア混焼率などを検討していく。
アボイティス パワーは、フィリピン証券取引所(PSE)上場の大手電力企業である。2021年末時点で建設中を含む約4,600メガワット(帰属ベース、以下同様)の発電所を保有・運営し、フィリピンの約2割の電力供給を担うとともに、セブ市やダバオ市では配電事業を手掛けている。今後増大する電力需要への対応と、エネルギーの脱炭素化を両立していくため、2030年までに再生可能エネルギー発電を中心に開発を進め、9,200メガワットまで発電資産を拡大するとともに、火力発電と再生可能エネルギーのバランスを50:50とする方針を示している。すなわち、2030年までに4,600メガワットの再生可能エネルギー発電資産構築を目指す。
JERAは、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供するグローバル企業として、再生可能エネルギーと低炭素火力を組み合わせたクリーンエネルギー供給基盤を提供することで、フィリピンをはじめアジアを中心した世界の健全な成長と発展に貢献していく方針である。