フィッチ、23年の銀行不良債権比率3%台で安定推移と予想

2023/03/07

  フィリピン中央銀行(BSP)のデータによると、下表のように、2022年12月末のフィリピン銀行業界の総融資残高に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は3.17%で、2020年8月の2.84%以来28カ月ぶりの低水準となった。前月末の3.35%から0.18%ポイント、前年同月末の3.97%から0.80%ポイント改善した。不良債権(NPL)貸倒引当率は106.84%へ上昇した。 ...

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