二輪車のホンダ フィリピン、設立50周年迎える

初の女性社長のもとでトップ企業として更なる飛躍へ

2023/05/26

 本田技研工業(ホンダ)のフィリピンでの二輪車生産・販売拠点であるホンダ フィリピン(HPI、所在地・バタンガス州タナウアン市ファーストフィリピン インダストリアルパーク)が、このほど、設立50周年を迎えた。

 ホンダ フィリピン(HPI)は、1973年5月1日、ホンダと地場のバイク販社であるマリワサ販売との合弁企業マリワサ・ホンダとして設立され、年間4,700台のオートバイの生産を開始した。1983年、ホンダが過半数の所有権を取得し、現行の車名へと変更した。現在のホンダの保有率は99%となっている。その後、同社はXL125SRモデルをフィリピン市場に投入した。

 2005年2月に累計生産台数100万台、2008年には同200万台、2013年に同400万台、2016年に同500万台、2019年に同600万台、2022年に同700万台を達成した。今年は、初の女性の社長を迎え、更なる飛躍を目指す。