23年経常収支赤字予想、15%減の151億ドル:中央銀行

171億ドルから下方修正、対GDP比率は4.0%から3.4%に

2023/06/19

フィリピン中央銀行(BSP)金融委員会は6月16日、2023年及び2024年の経常収支や国際収支(BOP)予想を再修正した。引き続き、長引くロシアとウクライナの紛争、インフレや金融引き締めなどが対外セクターの見通しに大きく影響しているが、これまでの予想よりは赤字額が下方修正されている。   <2023年予想>  BSPは、高水準の貿易赤字に伴う経常収支の赤字が続くと予想しているが、2023年の年間...

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