6月の首都圏建材卸売物価、5.9%上昇

8カ月連続で減速、上半期平均上昇率7.6%

2023/07/17

フィリピン統計庁(PSA)によると、2023年6月の首都圏建材卸売物価指数(2012年=100、CMWPI)は前年同月比(以下同様)5.9%上昇にとどまり、8カ月連続で前の月の上昇ペースから減速した。また、2022年2月の5.2%以来16カ月ぶりの低水準となった。上半期の平均上昇率は7.6%だった。  減速の主な原因として、大きな構成比を占める鉄筋・構造用鋼の上昇率が2.6%にとどまり、前月の...

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