中央銀行、預金準備率更なる引き下げ意向

2023/08/23

  フィリピン中央銀行は、各金融機関に課している預金準備率を更に引き下げる意向である。直近の引き下げは今年6月30日に発効となった。民間エコノミストからは、預金準備率は金融緩和型の政策であり、フィリピンのインフレ率が目標(2~4%)内に収まってから発動すべきとの声もある。  預金準備は、各金融機関が受け入れ預金総額の一定比率を中央銀行に強制的に預け入れさせられる制度である。預金準備率が引き下げら...

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