6月末の外貨建て融資残高、2%減の154億ドル

外貨建て預金残高490億ドル、預貸率31.4%に

2023/10/02

  フィリピン中央銀行(BSP)の9月29日の発表によると、国内銀行の2023年第2四半期末(6月末)の外貨建て預金ユニット(FCDU)による融資残高は前年同期末比2.0%減の153億9,200万米ドルであった。前期末(3月末)からは0.4%の減少だった。前期末から減少した主な理由は、1)借入コストの上昇、2)リスク許容度の低下や借り手の業績が好ましくないこと等による貸し手銀行の信用基準引き締...

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